外国人が「行ってよかった!」という日本の観光地ランキングを発表!

日本の観光地ランキング
毎年、海外から1000万人近くもの外国人が日本旅行に訪れています。これからも訪日客は増えると思われますが、彼らは日本に来て一体どこを観光しているのでしょうか?
外国人旅行者が「行ってよかった!」という日本の観光地ランキングが発表され、外国人に人気のある観光地といえばやっぱり京都?それとも東京?と考えると思いますが結果は意外なものに…

どんな国の人でも、外国人が好きそうな日本の観光地と言えばやはり東京と京都です。確かにランクインした観光地も東京と京都がそれぞれ6施設とトップでした。ですが、意外なことに1位を獲得したのはショッピングを楽しめる都心部でもお寺など日本らしい風景でもない、広島の平和記念資料館だったのです。

平和記念資料館を訪れた外国人旅行客の声
「三度行きましたが、毎回衝撃を受けて出てきます。外国人で日本語わからない方には是非、説明する機械を借りてほしいですね」(スペイン)
「衝撃的、でもすごく意義があった」(オーストラリア)
「戦争にヒーローなんていない。誰もが被害者なんだということを感じました。ここは世界最高の博物館です」(オーストラリア)
「日本に行ってここを訪れずに帰るなんてありえない」(インド)
「訪れる価値のある博物館。被害者が感じた恐怖を感じ取ることができる。展示には平和と二度とこのようなことが起らないよう願いがこめられている」(中国
「展示はデリケートな問題も含みますが、全ての年齢の人が見るべきです。深く考えさせられるでしょう」(スイス)

平和記念資料館が1位に輝いたのは、もちろん旅行者自身が「行ってよかった」と感じただけではないようだ。クチコミを見てわかるように「日本に行って原爆資料館に行かないなんて考えられない」、「少しぐらい無理してでも行くべきである」と、より多くの人に訪れてほしいと感じているからだろう。これらの声を見ていると、日本人である私たちも感じるものはないだろうか。
なお、ランキングはメジャーなところから日本人もなかなか行かないような場所まで様々な場所がランクインしている。世界では日本のどんな場所が好まれているのか、海外の人の目を通して改めて日本を知るきっかけになるかもしれない。

2.外国人に人気の日本の観光スポット


1位:広島平和記念資料館・原爆ドーム(広島県)
広島平和記念資料館
2013年現在の収蔵品は約2万1000点に及び、館内の見学は本来は3時間ほどかかるとされるが、資料館側の調査によると実際の来館者たちの見学時間は後述の通り平均45分余であるという。訪問者の累計は5301万人(2005年5月末迄)で年間百万人台で推移している。

2位:伏見稲荷大社(京都府)
伏見稲荷大社
全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社である。初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集める(日本国内第4位〔2010年〕)。現存する旧社家は大西家。

3位:東大寺(奈良県)
東大寺
日本の文化に多大な影響を与えてきた寺院であり、聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置付けられた。
東大寺は1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。

4位:厳島神社(広島県)
厳島神社
広島湾に浮かぶ厳島(宮島)の北東部、弥山(標高535m)北麓に鎮座する。厳島は一般に「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景の1つに数えられている。

5位:金閣寺(京都府)
金閣寺



建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣(きんかく)、舎利殿を含めた寺院全体は金閣寺(きんかくじ)として知られる。










6位:清水寺(京都府)
7位:地獄谷野猿公苑(長野県)
8位:新宿御苑(東京都)
9位:成田山新勝寺(千葉県)
10位:築地場外市場(東京都)
11位:箱根彫刻の森美術館(神奈川県)
12位:浅草寺(東京都)
13位:奈良公園(奈良県)
14位:黒川温泉(熊本県)
15位:三年坂 二年坂(京都府)
16位:日光東照宮(栃木県)
17位:富士山(静岡県・山梨県)
18位:兼六園(石川県)
19位:永観堂(京都府)
20位:沖縄美ら海水族館(沖縄県)
21位:長崎原爆資料館(長崎県)
22位:長谷寺(神奈川県)
23位:三渓園(神奈川県)
24位:明治神宮(東京都)
25位:奥の院参道(和歌山県)
26位:松本(長野県)
27位:高徳院・鎌倉大仏(神奈川県)
28位:千鳥ケ淵(東京都)
29位:谷中(東京都)
30位:三十三間堂(京都府)

pick up 4位厳島神社
海に浮かぶ鳥居。芸術作品のような、まさにアートだといってもいいでしょう。平安の時代から造られし、寝殿造りと言われる大作です。

名称としては大鳥居、重要文化財にも指定されており、外国人観光客のカップルにも人気を博していますね。

メインは本殿となっていますが、この日本にもっと慣れ親しみたいという方は大鳥居を見た後に寄って欲しい名所。本殿は遥か昔の1571年、毛利元就が改築しました。桧造りの古風で目を惹きつけるデザインには見惚れてしまうかもしれません。

廻廊と呼称される通路の長さは約275mあります。潮が満ちるとき、海の水の力を減らし、海水を大海原へ流すといった優れ技を成しているのです。

神社入口は切妻造りと呼ばれ、来る方をおもてなす威風堂々の風格が漂います。本殿を見回ったのちに、由緒あるこの宮島の宝をじっくりとその思い出に刻んでほしいものです。神社の出口は、唐破風造りと呼ばれておりますが、こちらも拝見したあとに、くぐったあとには写真にでも納めてみるのも良いでしょう。

一生の思い出になる事は、間違いありません。







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