日本人の渡航先と海外旅行者の多い国ランキングを見ると意外な結果に

日本人渡航先ランキング
日本人の渡航先(万人/年)
1 アメリカ 375
2 中国 333
3 韓国 244
4 タイ 121
5 香港 113
6 台湾 89
7 ドイツ 72
8 オーストラリア 71
9 フランス 64
10 シンガポール 60
2.海外旅行者数の多い国(万人/年)
1 ドイツ 7230
2 イギリス 6491
3 アメリカ 6178
4 ポーランド 3723
5 チェコ 3665
6 マレーシア 3076
7 中国 2885
8 ロシア 2451
9 イタリア 2335
10 フランス 2113
14 日本 1683
旅好きも比べてみると
まずは最初にランキングを見てもらいたいです。

2005年のデータでは、計1683万もの日本人が海外に行っています。つまり日本の人口の13%近くが海外に行っている計算になります。さすが日本人は旅好きです。

江戸の頃、世界でもっとも安全な街道を作り、女性だけでも旅行ができた国だけのことはあります。そんな街道があったのは、当時、日本だけだったということです。その頃から根づいていたのが、たとえば伊勢神宮を詣でるための講ではないでしょうか。

大手旅行会社の中には、講ならぬ旅行貯金なるものもあり、これに入っている近所の奥さまなど、近々満期になるとかで、どこに行こうかしらと旅行計画に余念がないという話を聞いたことがあります。

テレビでは国内外を問わず、週に何度も旅番組を放映しているし、ガイドブックは何種類もあり、雑誌も発行されています。
否が応にも旅気分がそそられるというものである。では、世界でもっとも海外旅行をしているのはどこの国の人なのかも気になります。

日本はかなり上位に位置するものと想像していた。ところが日本は14位なのです。日本の人口が世界の10位、さらには世界第2の経済大国ということを考え合わせると、思った以上に海外には行っていないことになります。

それにしても、上位に並ぶヨーロッパの国の人々は、海外旅行が好きです。ことにドイツ人の海外旅行好きは、図抜けています。数字を眺めて、あらためて唸りました。経験からしても、世界のどこに行っても、ドイツ人のいないところは確かにないかも、と思い至ったからです。


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