主要先進国食料自給率ランキング

食料自給率ランキング
穀物自給率(%)
1位 アルゼンチン 243
2位 カザフスタン 200
3位 オーストラリア 198
4位 フランス 186
5位 ウルグアイ 168
6位 タイ 156
7位 ハンガリー 140
8位 ブルガリア 131
9位 ベトナム 129
10位 ウクライナ 128
123位 日本 28
主要先進国食料自給率(%)
1位 オーストラリア 230
2位 フランス 130
3位 カナダ 120
4位 アメリカ 119
5位 ドイツ 91
6位 スペイン 90
7位 スウェーデン 87
8位 イギリス 74
9位 イタリア 71
10位 オランダ 67
12位 日本 40
世界を旅行できるということは、それが貧乏旅行であっても、自国が豊かな国だからできるのです。円が強いからこそ、インドのカルカッタの安宿に、一泊100円で泊まることもできるのです。

意外と気がつきませんが日本は豊かな国です。
その日本で生まれた日本人が、豊かでないわけがありません。

でも、このランキングを見たときには愕然とします。
穀物は、人類の主食になるばかりか、家畜などの飼料としても利用されている大切な食糧です。食料自給率トップ10には、アフリカを除いた各大陸の農業大国が名前を連ねています。どの国も自国で必要な以上に生産できているのだからすごいことです。

そして案の定、金はないけど食い物はあると言われる東南アジア諸国が入ってきています。ここで生産された米が、遠くアフリカに運ばれて食卓に上っているのです。

日本は、もう背筋が凍るような順位です。食料自給率が28%ということは、4人に1人分ほどしか足りていない計算になります。お隣韓国も低く30%となっています。

でも人間は、穀物だけを食べているわけではありません。肉も魚も野菜も食します。全体の食べ物からはどうなのか?足りているのか?上の表を見てください。

1960年代前半には、日本の食糧自給率は70%を超えていたのに、いまではこの体たらくです。逆にイギリスやドイツがきわだって低かったのに、この45年間で、すっかり日本を逆転しています。

農業分野においても世界で強力な発言力を持つアメリカは、人類の主食となる穀物を戦略物資の一つと位置づけています。世界の人口が増えていく中にあって、バイオ燃科としても使われはじめた穀物の価値は、いま以上に高くなるはずです。そうなると、日本など食料自給率の低い国は、より高い価格で食糧を輸入することにだってなりかねません。

いまはいいけど、そのうちかならず厳しい時代がやってきます。悲観主義者でなくたって、日本の食糧事情の脆弱さは、目を覆いたくなるほどです。

豚肉や小麦、大豆、バナナは世界3位の輪入国、牛肉は世界2位です。とうもろこしや水産物は世界1位です。中でもマグロは、世界の4分の1もの量を日本人が食べています。

乱獲だと文句を言われるはずです。かつて魚介類の自給率は113%を誇っていたのに、こちらの分野でも、いまでは50%以下に低迷しています。
金はあるけど、食い物がないのが、実は日本の姿なのです。
考えようによっては、豊かだけれど食糧難なのです。


この記事を見た人は、一緒にこんな記事も読んでいます!


ナビ