技術力が高い日本製のものは高品質・高耐久・高い信頼性

技術力が高い日本製品日本は、アメリカや中国のように国土が広いわけでもなく、人口も際立って多くない、また国土を海で囲まれてるため陸路での貿易は不可能です。鉱脈や油田も無ければ農地も少ないです。

そんな中でも日本は先進国として大きく成長してきました。一昔前までは武士の国だったにも関わらず、たった数百年で大国とも十分立ち向かえる、いやそれ以上に強い大きな国になりました。

では、誰がこの国をここまで大きくしたのでしょうか。もちろん、日本人の皆が皆一生懸命努力して大きくしたのですが、最も貢献した人々といえば「技術者」だと思います。

日本製品は、戦後には安かろう悪かろうの印象が定着していました。しかし、その印象を長年かけて電気製品や自動車等が払拭してきました。ある意味では、日本人が製品やサービスに要求する水準は世界一厳しいと言えるかも知れません。


TVを例に取ってみましょう。TVの技術はヨーロッパやアメリカなどで確立されました。もちろん、確立された当時の日本にはそんな技術はありません。

しかしながら、昨今の各家庭にあるTVのメーカーはどこでしょうか。最近でこそ中国や韓国メーカーのTVが普及してきていますが、それでも日本メーカーが多いと思います。これが数十年前になるとほとんどが日本製です。国内はもとより海外でも日本製ばかりです。

何故皆日本製を使うのでしょうか。それは「Made in Japan」の信頼性にあると思います。

値段だけ言えば中国製の方が圧倒的に安い場合もあります。しかしながら日本製のものは「高品質」「高耐久」「高い信頼性」と言ったものばかりです。

こうしてたくさんの人が日本製品のものを購入することにより、日本に対する信頼性が上がるのだと思います。

敗戦後、なんとか復興しようと、諸外国に追いつこう・追い越そうと努力してきました。それに日本人本来の「神経質」と「手先の器用さ」が加わり、「技術立国」と言われるまでに成長したのです。


複写機、カメラを代表とする精密機械の分野は、日本の技術力はまだまだ海外メーカーと比較して優れていると思います。半導体やテレビ、携帯は韓国、中国、台湾などの国が追い上げてきて抜かれてしまっています。

この分野は大量生産が可能なので、製造装置さえ揃えれば商品としての差がでにくく、優位にたつことが難しくなってきています。デジタル製品で先端技術をリードしてもまねされてしまうので仕方がないかもしれません。

複写機やカメラはアナログ的な部分が多く、すり合わせ製品であることからなかなかノウハウを他国がマネすることが難かしい領域です。

インクジェットプリンタはOEM製品も多いので、中身は日本製のものです。

カメラもレンズや光学分野は職人さんや伝統ある技術を長年蓄積しているので、すぐれた製品を出し続けています。

生産工場も海外での比率がおおくなっていますが、国内での工場では自動化設備を導入して高い人件費によらない工夫をしてきています。日本のロボット技術は最先端なので、十分海外にも対抗できるだけの生産技術も保有しています。

その厳しい品質意識が、製品やサービスの高品質を生み出し、それが日本製品は高品質と言う意識を、世界の人々に持ってもらえるまでに高めて来たのです。

そしてこの事は、工業製品に限らず、食料品にまで拡大し、中国富裕層等は高くても日本の食料品をこぞって購入するまでになったのです。これは、農水産物の輸出にまで繋がり、日本の農業や水産業にとっての新たなチャンスとなりつつあるのです。

しかし、一方で最近、原材料メーカーや自動車産業でデーターの改ざんや無資格の従業員による検査と言う不正が相次いで発覚しています。現在のところ、これが日本品質の信頼を揺るがす事態には至っていませんが、ケースによては長年かけて構築して来た日本品質が地に落ちかねない事態です。

世界中から日本品質の信頼を得ている事が、いかに日本にとって価値があり、重要な財産であるかを再認識し、日本品質の信頼性が失墜しない様に、企業人には猛省を促したいと思います。

製造・流通技術のさらなる革新
水泳、陸上競技でトップレベルにある
選手に必要なのは、「限界へ挑戦する」意思と志だという。同じことは食品メーカー業界にも当てはまり、「さらにおいしく」を追求して、製造、流通技術の限界へ挑戦する努力が日夜繰り広げられている。

2000年の飲料ヒットの一つは、キリンビバレッジの「生茶」。原料に三種類の摘み立ての生茶葉を使用し、うまみ成分テアニンを増す一方で、渋み成分タンニンを抑え、まろやかさをつくりだしたという。最終的な味に決まるには、ブレンドの試行錯誤を気の遠くなるほど行ったことが想像される。

冷凍食品では、食材の調達地で調理して、その場で凍結出荷するワンフローズン製法が注目を集めている。たとえば、インドネシアで油で揚げ凍結させたナスを国内に持ち込み、商品化するといった具合だ。もちろん、日本水産がニュージーランドの提携先としてISO9000シリーズ(国際的な品質管理規格)の認定工場を選んだように、品質管理を徹底する必要がある。

ビール業界では、「製造後何日で工場出荷されたか」や「製造後何日で酒屋に届いたか」で鮮度を争う競争が展開されている。すでに消費者には、ビールは新しいほどおいしいとの認識が定着しており、流通力の向上が企業間競争の大きな焦点となっている。もちろん、アサヒビールがビールの品質劣化をくい止めるために開発した、酸化を防ぐ新製法のような地道な製造革新も欠かせない

ただし、鮮度追求だけが「さらなるおいしさ」の創造につながるわけでない。たとえば、ビターのような、鮮度にあまり神経質にならなくてもおいしいビール類の開発、供給に日本のビール会社は熱心ではない。また、鮮度への過剰なこだわりは、社会的なものを含めコスト増大につながり、おいしいものをたくさん食べたり飲むために必要な低価格化の障害となったり、スポーツ界でのドーピング問題にも似た問題を引き起こすことにもなる。

製造、流通技術の革新が「頭で感じるおいしさ」ではなく、「五感で感じるおいしさ」追求を目指すとき、バランスある製造・流通技術の革新がもたらされるのかもしれない。



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