日本のパスポートは世界最強と言われる理由

1.うらやましい日本のパスポート
誰でも他人の国に行くにはビザを申請するのが原則としてあります。ただし、短い滞在で、就業はしないといった条件で、わざわざビザをとらなくてもいい場合も多くあります。

行きたい国のウェブサイトを聞いてみると分かるが、東南アジア、ヨーロッパ、中東のほとんどの国で、日本はビザを必要としない国の中に並べられています。ビザが必要だとしても、日本人ならインターネットでパスポートとクレジットカードの番号を入力するだけで観光ビザがとれる国も多い。わざわざ大使館に出かける必要がない。

「日本人なら、どこでもビザなしで行けるのに」
こう恨めし気に言っていたのは、娘をアメリカ留学させるためのビザ申請に、アメリカ大使館通いを続けていたとあるケニア人の同僚だ。

確かに、短い滞在なら日本人がアメリカに行くための手続きは簡単だ。これに対し、アフリカ人がアメリカ入国ビザをとるのは一般になかなか大変で、渡航目的、行った先での保証人、滞在中きちんと暮らせるお金があるかどうかなどを一つひとつチェックされる。だから日本人はうらやましいと言われる。

もっとも、逆に行先がアフリカ諸国だと、アフリカ人がビザなしで行ける場合が多いのとは対照的に、日本人もビザ申請が必要で、これにはけっこう手間取る。しかし、一般にアフリカ人が行きたがる国に行くのに、日本人のほうがピザをとりやすいのは事実だ。世界には得なパスポートとそうでないのがある

また、何人かの同僚と一緒に出張に行くことがあるが、快適で便利なホテルをいかに安く見つけるかが話題になる。あるヨーロッパへの出張で、同じホテルの割引額がほかの国連の同僚の誰よりも良かったことがある。日本人旅行者が一般に金払いがよく、歓迎されていることの証拠だ。 このような経験から、日本のパスポートは世界最強かもしれないと考えている






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