数字のイメージや印象の違いが各国バラバラなので面白い

1.各国それぞれのラッキー・アンラッキーな数字
数字と国の関係について面白いデータがあります。
日本では7と8がラッキーナンバーで、4や9はあまり良い数字とされていません。

数字はすべて同じであり、実際にはそこに差はないのですが、このようなことは日本だけじゃなくて、世界でもあるのでしょうか?

ローマ行きの飛行機で思わぬ「発見」があります。欧米で嫌われる13番の座席が設けられていないのはよくある話ですが、イタリアのアリタリア航空では16番の座席の後ろには18番が並んでいるのです。日本のホテルなどでよく見かける光景の発見に嬉しくなります。

首都ローマの玄関口であるフイウミチーノ空でも気が付いた。飛行機に乗り込むときの搭乗口。「B16」などの数字が順番に並んでいるが、やはり17番だけは抜かされている。 アリタリア航空は「イタリアでは17は不吉な数字。欧米の旅客は一般に13を嫌うので、この2つの数字は座席番号には使っていない」(広報部)と話す。

17が意味するもの なぜイタリアで17が嫌われるのか。その理由はちょっと複雑だ。日本でも時計の文字盤などにときどき使われるローマ数字。

アルファベットの組み合わせで数字を表す方式で、17なら イタリア人はローマ数字から「XVII」というラテン語を連想するようだ。 その意味は「生きていた(生きるの過去形)」であり、死につながる17が不吉な数字として定着したらしい。

飛行機事故の恐怖を思わせる数字を座席番号に使わないのはその配慮からだろう。 ローマ中心部、オペラ座に近い高級ホテルの従業員。「宿泊客が嫌うので13番と17 番の部屋は置かない」と、従業員が教えてくれた。

すべてのホテルが縁起をかつぐわけでもなさそうだが、イタリア南部のほうが「不吉な数字」というイメージが広く定着しているとか。ホテルばかりではなく、病院でも病室番号にはあまり使われない。このようなことは日本の4や9に代表するような感じでほかの国も存在するので、紹介します。

2.各国のラッキーナンバーと不吉な数字
ラッキーナンバー アンラッキーナンバー
日本 8 4,9,49
中国 8,88,9 4(日本と同じく死が関連),7
香港   4=si=死の発音と同じ(中国圏)
韓国 3,7 5
ベトナム 9(一桁で一番大きい数字だから) 3,5,7
タイ 9 6
インド 26(インドの自然災害、人災など大災害と呼ばれるものは26日に起こるものが多いそうです)
キリスト教圏 7 13,666
アメリカ 7 13,666
191(飛行機事故が多発)
イギリス 7 13
イタリア 3,13 17
スペイン 15 13
フランス 7 13
オランダ 7 13
ドイツ 4 13
ノルウェー 9 13
スウェーデン 3 13
アフガニスタン 39
「666」は聖書にあるヨハネの黙示録に666という数字が出てくるからです。この世の終末に獣が現れ、その獣が人々に刻む数字が666とされているそうです。そのためキリスト教圏では666が恐れられているそうです。

13は、「キリストが十字架にかかって死んだのが13日の金曜日だったから」という説や、「最後の晩餐の出席者が13人だった」などの説もあります。



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