日本人のお辞儀や礼の種類や意味は外国人もびっくりだった

消費者目線を大切にする日本人のお辞儀は、映画などでも面白おかしく描かれることが多いです。 ペコペコと頭を下げる日本人ビジネスマンは、ハリウッド映画にも度々登場します。メジャーリーグや欧州サッカー・リーグでプレイする日本人選手が、チームメートと大げさなお辞儀を交わしている光景もニュースでお馴染みです。

お辞儀は日本特有のものと思いがちですが、英語にも「テイク・ア・バウ(喝采にお辞儀する)」という賛辞があるほどで、満場の拍手に対しては深々とお辞儀をする作法があるのです。ただ、日本人は個人に対しても、対面時や別れるときにお辞儀を欠かさないので、欧米人から見ると不可思議に映っています。

なぜ日本人は、やたらとお辞儀をするのでしょうか。外国では降参したときぐらいしか相手に頭を下げないのがふつうです。

歌手や、ハンド、ミュージカルやプレイの最後にパフォーマーが観客にお辞儀するけど、あれも降参のジェスチャーではなくて、喝采してくれている観衆にお礼を述べているのです。

日本でお辞儀とは、「あなたと会えてありがたい」「あなたの行為に感謝します」というアリガトウを形にした動作なのですが、そのほかにも相撲や柔道で、勝負が終わった後にお互いにお辞儀をするのは、いってみれば『参りました』と『ありがとうございました』が交錯する心の握手みたいなものです。

お辞儀は、数ある日本のマナー(礼儀)のもっとも有名な形だけど、その他にも、目でするお辞儀、手でするお辞儀、朝するお辞儀など多種多様なのです。


アメリカ中に感動を与えたイチローのお辞儀
言葉なしであいさつする黙礼、警察や軍隊でおなじみの敬礼、そして、朝全員で決意を新たにする朝礼など日本にはあります。

敬礼はもちろん、黙礼もアメリカ人だってするということで、伏し目がちな日本式の黙礼とは一味違った、上目使いの沈黙の目配り。意志の疎通を図る仕草は、日本では「流し目」と呼ばれるのだろうが、アメリカ人感覚ではれっきとした黙礼なのです。

あと変わったお辞儀の習慣が日本にはあって、日本のスーパーマーケットの従業員は、売り場に出入りする際にお辞儀をします。

武道の道場に出入りするときに敬意のお辞儀をするように、自分の生計を立ててくれる職場にお辞儀をするのは、素晴らしい習慣でしょう。そういえば、イチローがヤンキースにトレードされた日、長年プレイしたシアトルのファンに、ヘルメットをとって深々とお辞儀をした姿は、アメリカ中で感動を巻き起こしました。

その他にも、婚礼、礼状、礼節と、礼に関する日本の文化習慣は多くあります。
どれもが絆やつながりを奨励し、連帯感を生む作法であることからすると、ツイッターなどのIT経由のつながりよりも、はるかにリアルで人間臭い絆の築き方なのかもしれません。日本人の生き方の中に息づくお辞儀は、魂の伝達シール。だからこそ、たかがお辞儀、されどお辞儀なのです。

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