日本人の外国での存在感とは?アジア人はみんな一緒に見える?

「日本色」の存在感とは?
ハリウッド映画に出演する日本人スターは近年増え続けています。そしてその他のアジア人も多数起用されています。

今までは、アジア人はみんな同じに見えると言ってはばからなかったアメリカ人が、最近は日本人、韓国人、中国人、そして、東南アジア人の区別ができることを自慢する光景も、時代の流れを感じさせる21世紀の風景なのです。

我々日本人も同様に、最初は、イギリス人もフランス人もドイツ人も同じに見えていたのに、文化の違いや秀でた国民性を知るうちに区別がつくようになってきます。民族性の相違は、外国に出た方が特出されるからです。喜び方、怒り方、反応の仕方などのライフスタイルに、自国で培われた本性が表れるのは興味深い現象です。

武道を嗜む人の多い人は、日本人、中国人、韓国人、東南アジア人と接する機会も多いかもしれません。多くの外国人が持っている意見は、「冷静」な日本人、「興奮」する韓国人、「無粋」な中国人というのが定番で、これは決して民族的誹謗ではなく、韓国に行けばその料理や民族の「熱さ」を感じるし、中国では、接客態度や市民の表情に笑みがないことを経験した人が多いということ。

震災の非常時に、あれだけ冷静沈着に秩序を守れるのは「日本人だからこそ」という観念は、我々日本人以上に彼らの脳裏に刻まれています。だからいつでも「みんなが一人のために、一人がみんなのために」という概念を実行に移せることが「日本人という生き方の結晶」の1つであり、「日本人の存在感」だと感じるのです。

アメリカ人は、道場の中でも外でも、自分が強いことを誇示しようとする自己顕示欲の塊のような人間が多い。日本で修行していた際に気づいたのは、日本人がその真逆であるということ。つまり、道場の中でいくら強くても、一歩外に出ると決してそれをひけらかそうとしない自制心の強さにビックリしたというのです。

本当に強い人は、強いことを人に知らせる必要がないという真理がわかるようになったそうです。






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